仕組み

疑似着信、本物の画面

Self Call はシミュレーターです。実際の電話は一切発生させずに、電話を受けるという体験をそのまま再現します。裏側で何が起きているのか、そして設定手順がなぜ必要なのかをご説明します。

  1. Self Call が通話アカウントとして登録される

    Android では、アプリを通話アカウントとして登録できます。通話アプリが使う公式のシステム機能です。アプリの権限にある通話アカウントのスイッチはこれを有効にするもので、初回のみの設定手順が必要なのもこのためです。初回設定 →

  2. Android が本物の通話画面を表示する

    疑似着信が発生すると、アプリは Android に着信の表示を依頼します。表示されるのはアプリが描いた模造画面ではなく、スマホ本来の着信画面です。実際の電話は発生しません。SIM やネットワークには一切触れず、電波も必要ありません。

  3. 予約済みの着信はシステムのアラームを使う

    後で鳴るよう予約した着信はシステムのアラームとして設定されるため、アプリを閉じていても指定した時刻に鳴ります。アラームとリマインダーの権限はこのためのものです。

  4. その後は本物の通話と同じように振る舞う

    呼び出し時間内に応答しなければ着信は終了し、不在着信として表示されます。疑似着信は本物の着信と同じようにスマホの通話履歴に残り、応答した着信は電話を切るまで通話中の通知が表示されます。

部長と非通知からの疑似着信が表示されたスマホの通話履歴

アプリが制御できること、できないこと

通話画面を描くのは Android なので、アプリではなくスマホ側で決まることもあります。

  • 着信音。 着信はスマホの着信音で鳴ります。発信者が保存済みの連絡先なら、その連絡先に設定した着信音で鳴ります。
  • 発信者の写真。 Android が端末の連絡先で番号を検索します。写真が表示されるのは、写真付きで保存された連絡先だけです。写真について詳しく。
  • 見た目とボタン。 応答ボタンと拒否ボタン、スワイプ操作、レイアウトはすべてスマホ本来のものです。
  • サイレント モード。 サイレント モード中は、本物の着信と同じように通常の通知として静かに届きます。

アプリが制御できること: 誰からの着信に見せるか、いつ鳴らすか、着信モード(音あり、バイブ、無音)、呼び出し時間、そして応答したときに聞こえる音声です。

ひとつだけ注意

スマホの通話アカウント設定の「通話に使用するアカウント」で Self Call を絶対に選択しないでください。 Self Call は実際の電話をかけられないため、SIM に戻すまで誰にも電話をかけられなくなります。

権限と、それぞれで使える機能

どの権限も目に見える機能 1 つのためだけにあり、アプリ内で説明されます。連絡先、マイク、音声ファイルへのアクセスはすべて任意です。

権限用途必要性
通話アカウント疑似着信を Android 本来の着信画面に表示します。必須
アラームとリマインダースマホがアイドル状態でも、予約済みの着信を正確な時刻に鳴らします。ないと Android が着信を数分遅らせることがあります。強く推奨
連絡先端末の連絡先から発信者を選びます。選択画面を開いている間だけ読み取ります。任意
マイク音声メッセージを録音します。録音中にのみ使用します。任意
音楽と音声スマホ内の音声ファイルを添付します。表示されるのは音声ファイルだけです。任意
サイレント モードへのアクセス無音の着信モードで、1 回の着信の間だけ着信音をミュートできるようにします。ないと無音の着信は代わりにバイブになります。任意
電池の最適化の除外ほとんど必要ありません。予約済みの着信はこれがなくても鳴ります。それでも着信が鳴らない場合にのみ使ってください。任意

これらの権限が、データの収集、送信、共有に使われることは一切ありません。プライバシー ポリシー →